添え状[添書・送付状・お歳暮その②、友人・同僚等、社外文書] 

お歳暮の添え状(添書)の文例(その②)です。
今回の文例は、主に友人や同僚、後輩などを想定したもので、特にひねりもなくスタンダードなものです。(ので、2例掲載しています(*´ω`))

お歳暮は、一年の感謝の気持ち、御礼の気持ちを表す季節の贈り物ですので、添え状にあっても、親しい間柄にあっても礼儀を忘れず、敬意を込めて丁寧にしたためたいところです。

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⇒その他(お歳暮・お中元)関連文例はコチラをご参照ください(*´ω`) 

お歳暮2

仲のよい【くまモン&ふなっしー】

この文例から、なんとなく、このboketeを思い出しました(*´ω`)

☆お歳暮に関するポイント微調整して再掲載です(´・ω・`)】

起案のタイミング・送付の時期

  12月初旬~大晦日※

お歳暮・送付状のお届けはいつから?

11月に入ると大手百貨店あたりではお歳暮コーナーが特設されたりして、歳末ムードになりますよね。ネット上のショッピングモールなんかでは9月の下旬くらいから、お歳暮特集を組んでいたりします。でも、手配自体は早いに越したことはないとしても、お渡しするのは12月に入ってからにしましょう。

お歳暮・送付状のお届けはいつまで?

一般的には12月20日頃までが失礼にあたらないとされています。おそらく、マナー本や、文例集にも大体はそのあたりに日付になっているかと思います。しかし、敢えてこのサイトでは大晦日までとしております。
[但し、条件付きでです(´・ω・`)]

お渡しする機会を逸したり、あるいは、ぎりぎりになってお渡しすることを決めたりと事情は様々にせよ、大晦日近くのぎりぎりになってしまう場合もありますよね?そうなるとお渡しにくいものですが・・・でも、お歳暮の本来の意味を考えるならば大晦日でもよいと思います。

12月中は何かと忙しいものです。しかし意外に、仕事納め以降は暇になる場合もあります。(人にもよりますが・・)
気心知れた方だったら、そのあたりを確認したうえで、年の瀬に、本当の意味での、1年間の御礼を込めたお歳暮を贈ることができるものです。

また、敢えて時期をぎりぎりにすることで、返礼は必要ありませんよ、の意味を込めることもできるものです。

もちろん、それは気心が知れた方のみにしたいところです。上司・目上のかたのようなシチュエーションの場合は、12月下旬だと、忙しい・忙しくないなど関係無しに、失礼にあたると思われるかもしれないということを考慮して、時期を逸した場合はお歳暮を諦めてお年賀」「寒中見舞いに切り替えたほうが無難ですね。

 

☆まとめ〔お歳暮はいつまで?〕

 ◇上司・目上の方の場合
  一般的には12月下旬(20日くらいまで)
  

 ◇(気心の知れた)友人・親戚等
  12月30日・31日ぎりぎりまででもOK
  ※但し、確実に相手が時間に余裕があること。31日であれば午後は避けること。
   これらのことは少し注意したいところです(*´ω`)

 

 作成目的

 お世話になった方、重要取引先等、1年間の御礼の気持ちを表すため。
 お世話なった方、取引先との信頼関係を維持、良好なものとする。
 ※時にご迷惑かけてしまった際に信頼関係の再構築という意味合いをもたせることもありますね。

その他・留意点など

☆もし時期を逸したら・・・

少し前述しましたが、もしお歳暮の時期を逸してしまったら・・・。
正月のお休みを利用してお持ちする場合などは「お年賀」
松の内を過ぎる場合は「寒中見舞い」として贈ると自然な感じになると思います。

お歳暮の品物選びについては別ページでまとめてみる予定です。
宜しければご参考ください。

個人的に今まで贈って喜ばれたものや会社で手配して先方から喜んでいただいたもの等をご紹介する予定です(*´ω`)

 

この雛形に記載されている、主な内容・本文は以下のとおりです

鮒梨

年の瀬もいよいよ押し詰まり、何かと気忙しい(きぜわしい)毎日のことと存じますが、お変わりございませんでしょうか。おかげ様をもちまして、こちらも大過なく1年を送ることができました。

さて、本日は、日頃の御礼と歳末のご挨拶代わりに、心ばかりの品(※)を別便にてお送りさせていただきました。ご笑納いただければ幸いです。

 寒い日が続きますが、どうかご自愛いただき、皆様おそろいで幸多く新年をお迎えくださいませ。略儀ながら、書中をもちまして歳末のご挨拶申し上げます。

敬具

  久間 紋太朗
平成26年12月20日

 年の瀬でお忙しいとは存じますが、鮒梨さんをはじめ、ご家族の皆様は、お変わりありませんでしょうか。こちらは夫婦ともども元気に過ごしております。

 さて、鮒梨さんには、今年も何かとお世話になり、心よりお礼申し上げます。いつも様々な場面でご配慮を賜り、本当にありがとうございます。

 つきましては、今年一年の感謝の気持ちを表したく、気持ばかりではありますが、お歳暮の品として、菅乃屋の「馬刺しセット」(※)をお送りいたしましたので、どうか遠慮なくお受け取りくださいませ。

 寒い日が続きますので、鮒梨さんをはじめご家族の皆様方には、くれぐれもご自愛ください。

 略儀ながら、書中をもちまして歳末のご挨拶申し上げます。

 敬具

  久間 紋太朗
平成26年12月20日

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ちなみに・・・

文中の「菅乃屋の馬刺しセット」(※)はこれです(´・ω・`)

熊本の有名店「寛政元年(1789年)創業の馬肉専門店『菅乃屋』」の馬刺しだそうです(´・ω・`)
個人的にはお歳暮に馬刺しはどうかと思うけど・・・熊本の名産品での「お歳暮」が思いつきませんでした(*´ω`)

 

補足です(´・ω・`)

(※)のオレンジの部分はアレンジすべきところを示しています。
品物については
心ばかりの品・・・等の書き方、あるいは
具体的な商品名でもOKです。
別便でお届けする場合、そのほうが却って親切かもしれませんね。
といいつつ・・・

(私の場合は「心ばかりの品」という表現で統一してたりします(´・ω・`))

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